レッスンで使う教材についてご説明します。

主教材

良い教材は学習意欲の向上はもちろん、学習効果にもつながっていくと考えられています。これまで様々な教材を使ってきた中、北京言語大学出版社の『発展漢語口語』シリーズ、北京大学出版社の『新絲路商務漢語 』シリーズが一番効果的に感じます。

身近な日常生活やビジネス現場に即した場面別の会話文は実用性が高くて、内容も充実しています。また構文のポイントは図表で一目瞭然であるだけでなく、日常生活やビジネス会話でよく使う単語やフレーズも揃っています。会話練習には挿絵がついていて、イメージしながらスピーキングや対話練習に取り組みやすいです。聞くと話すことを重視したレッスンに適した教材です。『 発展漢語口語 初級Ⅰ』、『 新絲路商務漢語 Ⅰ、Ⅱ』を学び終わって覚えることができれば、簡単な日常会話やビジネス会話の聞き取りや受け答えがスムーズにできるようになります。本書を「主教材」としてメインに使います。

副教材

その他「主教材」を復習するため、手作り教材やほかの書籍から厳選したプリントを新たに用意し、「副教材」として使います。

そうすると、一つの「主教材」を集中的に学ぶより、補助的に使う複数の「副教材」を組み合わせ、並行して進めていくほうが、より学習相乗効果が期待できます。また、飽きずに楽しく中国語学習を続けることもできます。